FAQ
その他
アメリカの高校は4年間のため、多くのアプリケーションが4年間の成績を要求しますが、日本の高校は3年であることを説明すれば、高校3年間分の成績で大丈夫です。
アプリケーションを提出する時点で、最新の成績表まで提出しましょう。ただし、最終の成績表は合格した大学に送る必要があります。
- 大学の合否通知を受け取った後に成績を提出する必要はありますか?
はい、Final Reportを合格もらった学校に出す必要があります。
ランクとGPAは最新のものを記入しましょう。
- なぜGPAとクラスランクを両方提出する必要があるのですか?
クラスランクとGPAを組み合わせることによって、同じ別の成績だけではなく、学年の他生徒と比較した位置を知ることとができ、出願者の学業の成績をより客観的に知ることができます。例えば、Aをもらえる人数が少なく、BやCをとってしまった場合、GPAは低く出ますが、クラスランクは高く出ます。逆にAをとることが簡単でAばかりをとった場合、GPAは高く出たとしてもクラスランクはそれほど高く出ないかもしれません。米国の大学の審査官は米国内の高校を、地域別に担当しています。そのため、それぞれの審査官は担当の高校のレベルやカリキュラムのことをよく知っています。それに加えてGPAやクラスランクを知ることで、出願者の学力をよりよく把握することができます。しかし、日本の高校のことはよく知らない場合がほとんどです。もちろん、日本あるいは東アジアを担当する審査官はある程度の知識を持っていますし、卒業生をもつインターナショナルスクールなどのことはより理解しています。しかしその他の日本の高校については曖昧なことが多いです。そのため、GPAやクラスランクを報告しただけでは足りないことがあります。もしGPAやクラスランクがあまり高くないと、例えレベルの高い進学校だとしても、学力が低いと誤解されてしまうかもしれません。そこで、推薦状などの場で説明を加えることも必要です。
- 成績証明書や学校紹介の翻訳はどうすればよいですか?
高校内で英訳をしてもらうように依頼しましょう。比較的事務的な書類なので、問題ないはずです。特に翻訳会社などに依頼する必要はありません。
平均成績が高ければより良いですが、トレンドという成績の推移も見られます。例えば、1年生の頃は成績が低かったけれども、3年生になるにつれて上がっているというような上昇トレンドは評価される要素になります。残りの高校生活も諦めないで上昇トレンド、または好成績を維持していきましょう。
8.成績が低いと入学できませんか?
基本的には成績だけでは合否は決まりません。とは言うものの、少数の大学は足切りGPAを設けています。大多数の大学は総合的に合否を判断しますが、その大学の合格者の平均GPAに届かない場合は合格率は下がるでしょう。各大学の合格者の平均GPAをチェックしてみて下さい。
9.日本の高校の偏差値は考慮されますか?
アメリカの大学は偏差値という評価基準の感覚がないので考慮されません。例えば、偏差値70の高校の平均成績2/3と偏差値40の高校の平均成績5/5だと後者の成績の方が評価されます。自分の環境でベストを尽くしている人を評価する考え方なので、偏差値はあまり考慮されません。しかし、推薦状などで自分の高校の難易度を説明する余地はあります。
10.特に評価される教科や授業はありますか?
日本の高校にはAPやHonorsなどの授業が基本的にありませんので、平均成績以上の成績と学年が上がるにつれ成績も上がっていくというトレンドがみられると良いでしょう。もし、難易度の高い授業がありましたら、「この生徒はチャレンジ精神がある」と見てもらえるので取りましょう。
- 学期の途中なので、成績を出せないのですが。
すでに発行されている学期の成績表を提出してください。