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成績

アプリケーション全体の中でも審査官が最も重視するのが高校での勉強です。この「勉強」に関する情報は、大きく分けてGPA、クラスランク、授業選択の3つの要素から成り立っています。GPAは一目で素早く理解できる高校の平均成績、クラスランクは同級生と比較した出願者のアカデミック的な立ち位置、そして、授業選択は興味のある分野と受けた授業の難易度を示します。

なぜ必要なのですか?

審査官は、成績を見ることで勉学に対する姿勢とやる気、興味・情熱を持っている分野、そして、大学の授業に十分ついていけるのかを理解することができます。

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GPA

GPA

GPAとはThe Grade Point Averageの略称で、履修している授業の平均成績です。米国の高校では0.00-4.00の範囲で成績が評価されるのに対して、日本の成績評価は5段階が一般的です。Common Applicationにて成績指標を5段階で報告することもできます。

なぜ必要ですか?

出願者の現時点での授業の理解度を知ることで、大学での授業についていけるか、よい成績を修められるかを予測できるからです。また、出願した他の出願者と比較する材料にもなります。

どのように計算されますか?

算出式:(成績 x 単位数)の合計 ÷ 総単位数

日本の成績アメリカ式に換算
54 (A)
43 (B)
32 (C)
21 (D)
10 (F)

例)日本の高校で以下のような成績取ったとします。

英語 (4単位)
歴史 (4単位)
数学 (2単位)
国語 (4単位)

 

ステップ1:アメリカ式の数値に換算する

日本の成績アメリカ式に換算した数値
英語 (4単位)54(A)
歴史 (4単位)32(C)
数学 (2単位)43(B)
国語 (4単位)32(C)

 

ステップ2:算出式を使ってGPAを計算する

英語4x4=16
歴史2x4=8
数学3x2=6
国語2x4=8

(16+8+6+8) ÷ 14 = 2.71  GPA = 2.71

どのように報告するのですか?

GPAに関する情報はCommon Application、成績証明書、学校紹介(School Profile)を通して報告します。

  1. Common Application:
    • 生徒:Common Appに生徒自身が自分のGPA情報を自己申告できる欄があります。詳しくはこちらをご覧ください
    • カウンセラー:カウンセラーのSchool ReportにもGPA情報の欄があります。彼らは生徒自身の情報と共に「学年の最高GPA」や「学校の及第点のGPA」など学校全体の情報も記入します。詳しくはこちらをご覧ください
  2. 成績証明書:成績証明書にも必ずGPAは記載されています。成績証明書は学校の正式書類であるため、Common Appの証明になります。
  3. 学校紹介(School Profile): 生徒自身のGPAはもちろん記載されていませんが、GPA制度など学校レベルの情報を紹介する書類になります。詳しくはこちらへ

GPAのWeighted/Unweightedとは何ですか?

Weightedとは、コースの難易度がGPAに影響しているという意味です。米国の高校ではレベルの高いAPやHonorsの授業をとると、たとえ少し低い成績でも、普通の授業よりは高い評価になります。日本の高校の場合、APやHonorsでなくても、授業のレベルがGPAに影響しているなら、Weightedと記入しましょう。Unweightedとは逆に、コースの難易度がGPAに影響していないという意味です。

各大学の足切りGPAはありますか? 

基本的に足切りGPAはないですが、各大学は目安GPAを設けていますので、各大学のウェブサイトで確認しましょう。

クラスランク

Class Rank クラスランク

高校一学年での成績(GPA)の順位です。成績が出る学期ごとに変化します。成績の順位または上位の割合で答えます。

なぜ必要ですか?

出願者の学力に関する、GPA以外のデータポイントとして使われます。例えば、出願者のGPAが3.8であった場合、そのGPAが学年で1位であるのと60位であるのとで、同じGPAでも意味は全く変わってきます。また、SATなどのスコアが低い場合でもClass Rankがとても高ければ、テストにはその生徒の本来のポテンシャルが発揮できていないという可能性も考慮されることがあります。

Class RankはSchool Profileなどにある情報と共に見られます。例えば、偏差値が高い高校ではClass Rankを保つのは極めて難しいです。School Profileにその事情を表記することにより、Class Rankを評価する際に必要な背景を伝えましょう。

どのように計算されますか?

米国では高校により、計算の方法が異なります。全員順位付けるExact Rankもあれば、「上位〇〇%」ごとに生徒を分ける Decile / Quartile / Quintile 方法もあります。また、中には全く Class Rankを出さない高校もあります。

どのように報告するのですか?

Class rankは基本的にCommon Applicationを通して報告します。

クラスランクのWeighted/Unweightedとはなんですか?

Weightedとは、APやHonorsなど、授業の難易度がクラスランクに影響しているという意味です。高いレベルの授業を取っている場合にはのクラスランクはWeightedされています。

Unweightedとは逆に、授業のレベルがクラスランクに影響しないという意味です。

GPAがWeightedされているのであれば、クラスランクもWeightedされています。

どの期間のクラスランクを答えますか?

クラスランクは最新の学期のものを提出しましょう。

授業選択

授業選択

なぜ必要ですか?

高校を卒業し、大学へ入学するために必須の科目や履修時間を満たしているか、高校での選択した授業のレベル、専攻を表明した場合は、それに関連したコースや授業をとっていたか、を知るためです。米国の大学は、出願者が与えられた環境の中でベストを尽くしたかどうかを見たいため、選択したコースや授業の難易度をみることで、チャレンジ精神があるかなどに注目します。

日本の高校(インターナショナルスクールではない)の場合、科目選択はあまり関係がないですが、特にリベラルアーツのプログラムに出願する場合は、偏らずに幅広く科目をとっているほうがよいでしょう。各大学のウェブサイトで調べて、高校で必須科目の授業をとるようにし、専攻を決めている場合はそれに沿った授業選択をしましょう。

どのように報告するのですか?

授業選択はCommon ApplicationとTranscriptを通して報告できます。

  • Transcript:Transcriptに高校3年間の授業が全て記載されています。
  • Common App:生徒はCommon ApplicationのEducationに高校3年間受けた授業や成績などを全て自己申告します。詳しくはこちら.
成績証明書

成績証明書

高校3年間の成績(GPA)や履修した授業が書かれた通知表です。生徒自身が在籍する高校に依頼します。全て英語である必要があるため、必ず早めにカウンセラーに相談し、無い場合は作成してもらいましょう。校長先生などの署名も英語でお願いし、高校の正式な用紙などを用いてください。また、学校印を忘れずに押印してもらってください。

成績証明書の例:リンク

成績証明書作成用のテンプレートをダウンロードするには、以下のリンクをご利用下さい

なぜ必要ですか?

成績証明書はGPAや授業選択など、出願者の高校における学業を全て1枚の紙で見ることができるるとても重要な書類です。また、Common Applicationなどで自己申告するGPAなどを証明する書類にもなります。

専門用語

*classとは、クラスのことではなく、graduating classのこと、つまり在籍する一学年のことを指します。

*カウンセラーとは、担任の先生など自分の活動や人間性を良く理解してくれている先生のことを指します。推薦状セクションのカウンセラーについての説明を参照して下さい。

スケジュール・FAQ

スケジュール

高校3年生

4月成績の維持または向上に努めましょう。 向上のトレンドは重要視されるので諦めないようにしましょう!
5月
6月カウンセラーに成績証明証の依頼をします。
7月
8月クラスランクやGPA、締め切り日などについてこまめに確認を取りましょう。
9月
10月Early Decisionの場合、11月までには提出してもらいましょう。
11月
12月Mid-year reportの提出

Regular Decisionの場合、12月までには提出してもらいましょう。

1月Final Reportという最終的な成績表の提出が必要なので、出願書類を提出した後でも成績に油断がないようにしましょう。

 

専門用語

*classとは、クラスのことではなく、graduating classのこと、つまり在籍している一学年のことを指します。

*カウンセラーとは、担任の先生など自分の活動や人間性を良く理解してくれている先生のことを指します。推薦状セクションのカウンセラーについての説明を参照して下さい。

FAQ

1. 中学3年生の成績も必要ですか?

米国の高校は4年間のため、多くのアプリケーションが4年間の成績を要求しますが、日本の高校は3年であることを説明すれば、高校3年間分の成績で十分です。

2. いつまでの成績表を提出しますか? 

アプリケーションを提出する時点で、最新の成績表まで提出しましょう。ただし、最終の成績表は合格した大学に送る必要があります。

3. 大学の合否通知を受け取った後に成績を提出する必要はありますか?

はい、Final Reportを合格もらった学校に提出する必要があります。

4. クラスランクやGPAはどの期間のものを提出しますか?

クラスランクとGPAは最新のものを記入しましょう。

5. なぜGPAとクラスランクを両方提出する必要があるのですか?

クラスランクとGPAを組み合わせることによって、個人の成績だけではなく、同じ学年の他生徒と比較した時の立ち位置を知ることができ、出願者の学業の成績をより客観的に知ることができます。例えば、Aをもらえる人数が少なくBやCをとってしまった場合、GPAは低く出ますが、クラスランクは高く出ます。逆にAをとることが簡単でAばかりをとった場合、GPAは高く出ますがクラスランクはそれほど高く出ないかもしれません。米国の大学の審査官は米国内の高校を、地域別に担当しています。そのため、それぞれの審査官は担当の高校のレベルやカリキュラムのことをよく知っています。それに加えてGPAやクラスランクを知ることで、出願者の学力をよりよく把握することができます。しかし、日本の高校のことはよく知らない場合がほとんどです。もちろん、日本あるいは東アジアを担当する審査官はある程度の知識を持っていますし、卒業生をもつインターナショナルスクールなどのことはより理解しています。しかしその他の日本の高校については曖昧なことが多いです。そのため、GPAやクラスランクを報告しただけでは足りないことがあります。もしGPAやクラスランクがあまり高くないと、例えレベルの高い進学校だとしても、学力が低いと誤解されてしまうかもしれません。そこで、推薦状などの場で説明を加えることも必要です。

6. 成績証明書や学校紹介の翻訳はどうすればよいですか?

高校内で英訳をしてもらうように依頼しましょう。比較的事務的な書類なので、問題ないはずです。特に翻訳会社などに依頼する必要はありません。

7. 平均成績が高ければよいのですか?

平均成績が高ければよりよいですが、トレンドという成績の推移も見られます。例えば、1年生の頃は成績が低かったけれども、3年生になるにつれて上がっているというような上昇トレンドは評価される要素になります。残りの高校生活も諦めないで上昇トレンド、または好成績を維持していきましょう。

8. 成績が低いと入学できませんか?

基本的には成績だけで合否は決まりません。とは言うものの、少数の大学は足切りGPAを設けています。大多数の大学は総合的に合否を判断しますが、その大学の合格者の平均GPAに届かない場合は合格率は下がるでしょう。各大学の合格者の平均GPAをチェックしてみてください。

9. 日本の高校の偏差値は考慮されますか?

米国の大学は偏差値という評価基準の感覚がないので考慮されません。例えば、偏差値70の高校の平均成績2/5と偏差値40の高校の平均成績5/5であれば後者の成績の方が評価されます。自分の環境でベストを尽くしている人を評価する考え方なので、偏差値はあまり考慮されません。しかし、推薦状などで自分の高校の難易度を説明する余地はあります。

10. 特に評価される教科や授業はありますか?

日本の高校にはAPやHonorsなどの授業が基本的にないので、平均成績以上の成績と学年が上がるにつれ成績も上がっていくというトレンドが見られればよいでしょう。もし難易度の高い授業があれば、「この生徒はチャレンジ精神がある」と見てもらえるので履修しましょう。履修した授業が専攻や関心のある学問分野に沿ったものであるほうが説得性は増します。

11. 学期の途中なので、成績を出せないのですが。

すでに発行されている学期の成績表を提出してください。Final Reportで最終成績を送るので問題ありません。

12. 誰に成績証明書の発行を頼めばよいのですか?

校長先生に発行してもらえるよう、カウンセラーを通して依頼しましょう。

13. 成績証明書はどのように、いつ大学に送られるのですか?

カウンセラーによって、大学の出願締切日までにCommon Applicationにアップロードされ、他の書類と共に送られます。