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SAT(エス エイ ティー)

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SAT(エスエイティー)とはScholastic Assessment Test(大学進学適性試験)の略称であり、米国版センター試験のようなものです。米国外からの留学生だけではなく、米国内の高校生も受験しけなければならない試験です。College Boardという教育会社がSAT試験を運営しているため、出願時はCollege Boardから志望大学にスコアが送られます。(日本の大学の推薦に出願する時に英検を取るような感覚です。)SATは、大きく分けて英語(米国の高校生にとっての国語)と数学の試験です。

なぜ必要なのですか?

SATは高校の授業で学んだ知識を直接計るのではなく、文法や読解力など、分野問わず大学進学に必要な基礎学力(College Readiness)がどのくらい整っているかを判断します。大学側はSATスコアを見て、受験者が進学した際にその大学の授業に問題なく参加できるかを判断します。また、大学は合格する何倍(トップ校は何十倍)ものアプリケーションを毎年処理しなければなりません。そのプロセスの際にSATスコアを「足切り」の要素として利用する大学も多々あります。

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試験内容とスコア表

試験内容とスコア表

 

科目 スコアの範囲 総合スコアの割合 回答の形式 制限時間 内容
読解

Reading

200 – 800

(合わせて)

27% 52問 マークシート 65分 読解では、暗記をする必要は全くなく、その場で出題された
文章を初見で分析する能力が必要とされます。古典文学が
1題、著名人による演説が1題、社会科学が数題、自然科学が
2題出題されます。回答は、文に書かれた証拠を用いる能力、
文脈より語彙の意味を読み取る能力、そして文から推理する
能力が評価されます。
文法と文章力

Writing

23% 44問 マークシート 35分 文法と文章力では、文章に対しての訂正能力が試されます。
読解と同様に文章が出題され、文法や語彙の使い方に誤りが
あったり、構成についても問われます。また、正しい訂正を
選択するだけではなく、理由付けまで含めての選択肢から
選択する必要があります。
数学

計算機あり

Math (with calculator)

200 – 800

(合わせて)

33% 30問 マークシート

8問   書き込み

55分 数学では、学校で学ぶ単元全てを出題するのではなく、大学・
社会・実生活に必要な計算と分析能力が試されます。大きく
分けて4つのテーマが出題されます:

  1. 一次方程式・不等式
  2. 英文で出題される問題解決(比率・割合・グラフの分析・
    データ分析など)
  3. 二次・指数方程式、累乗根
  4. 図形・三角法

また、計算機が試験で使える理由は、大学以降は計算機の
使用が前提としてあるからです。計算機が使えない試験は、
素早く問題を解決する能力などを測るため、設けられて
います。

数学

計算機なし

Math (no calculator)

17% 15問 マークシート

5問   書き込み

25分
エッセイ

Essay*

6 – 24 別のスコア 1題   エッセイ 50分 エッセイでは、誰かの文章に対しての修辞法や構成の分析を
自ら書くという、大学の課題に必要な能力が判断されます。
日本の小論文のように、賛成か反対の意見または経験談など
を書く必要がないのが特徴的です。毎回「筆者がどのように
主張を展開しているかをエッセイ形式で書いて下さい」という
課題が出題されますので、変わるものは分析をする文章のみ
となります。

 

*エッセイの受験は任意です。FAQで詳しく説明していますので参考にしてください。

試験の例題

試験の例題

Reading(読解)

SATを受ける際、一番目に出てくる科目が英語のReadingです。Readingでは、65分に渡り、5つのPassage(基本的には各500~750程度)を読み、合計52問の問題に答えます。

Passage: SAT Readingの5つのPassageは、基本的に小説、歴史、科学、社会科学、のテーマで成り立っています。

Readingの質問は基本的に4タイプに分かれます。

  1. Detail:Detail問題は、文章中の1部分について細かい質問をします。Detail問題を解く際には、TOEFLやTOEICのリーディングと同様に、先ず質問されている部分を文章中に見つけましょう。その部分が見つかれば、必ず答えのきっかけになるEvidence(根拠)が書いてあるはずです。
    •  例題:
      • 「作者はアフリカの人種問題についてどのような活動をしていましたか?」
      • 「主人公は駅にいる時、どんな気持ちだったでしょうか?」
  2. Evidence:Evidence問題は通常、Detail問題とペアで出題されます。文章より抜き出された4つの部分(一文または数文)を選択肢とし、ペアになっているDetail問題の答えのEvidence(根拠)になっているものを選びます。
  3. Vocabulary:Vocabulary問題は少し独特です。ある単語に傍線が引かれ、その単語の正しい意味を選ぶ四択問題です。しかし、その4つの選択肢とも問題の単語の意味であるケースが多いです。例えば、「play」という単語に傍線が引かれている場合、答えの選択肢は「遊ぶ」、「劇」、「再生」などになります。そのため、このVocabulary問題に欠かせないのが文脈です。周りの単語や文章を理解することにより、4つの選択肢から最も意味の通る単語を選びます。
  4. General:General問題はPassageあたり1、2題出題されます。General問題は比較的Detail問題と似ていますが、ある一ヶ所ではなく、Passage全体の要旨に関する問題になります。そのため、選ぶ答えは必ずPassage全体に対応していなければなりません。

以下のリンクより例題を見てみましょう:

Writing (文法と文章力)

続いてWritingでは、35分間の間に4つのPassageを読み、傍線が引かれている部分に関する質問に答えます。WritingPassageReadingとは違い、比較的わかりやすいものであり、特に読解力が問われる問題は出ません。Writingの問題は大きく2種類に分かれています。

  • 文法:60%程度は文法に関する問題です。句読法、動詞、代名詞など、英語の授業でも馴染みのある文法に加え、「Style」や「Idiom」など、アメリカの英語における正しい「言い回し」なども問われます。
  • Flow(文章力):残りの40%の問題はFlowと呼ばれ、文章力が問われる質問です。受験者は「編集者」のような立場から、文章を自然に繋げるために必要な単語や文章の順序変更など、文法とは別の意味での「正しい文章の書き方」について答えます。

以下のリンクより例題を見てみましょう:

Math(関数電卓なし)

関数電卓なしのMathは文章問題より数式的な問題が多く、比較的日本の数学の問題に似ています。内容の難易度はそれほど高くないものの、問題の言い回しや答えの選択肢などに「ひっかけ問題」の要素が多々含まれているため、気をつけましょう。

以下のリンクより例題をみてみましょう:

Math(関数電卓あり)

関数電卓ありのMathで先ず理解するべきポイントは、関数電卓が必ずしも必要ではないことです。多くの問題は暗算や論理的なアプローチのみで解くことができます。

ここで極めて多いのが長い文章問題です。このような長い文章問題は基本的に、多くの情報量で受験者を混乱させることが目的です。問題の核心を確実に理解し、文章から必要な情報のみを抜き出すことがポイントです。

以下のリンクより例題をみてみましょう:

各大学の基準点数

各大学の基準点数

州立大学・リベラルアーツ大学・私立大学など、様々な大学を例として目安スコアを表示し合格率順に並べています。表からもわかるように、合格率が低い程目安スコアが高くなっていきます。目安スコアは、合格者の中央値をとったものですので、あくまでも参考としてください。また、より多くの大学の平均スコアを見るには、このリンクを参考にしてください。

 

合格率 大学名 Math

(/800点)

Reading and Writing

(/800点)

Composite*

(/1600点)

5% Harvard University

ハーバード大学

770 770 1540
16% UCLA

カリフォルニア大学ロサンゼルス校

700 680 1380
25% Grinnell College

グリネル大学

740 710 1450
56% Pennsylvania State University

ペンシルベニア州立大学

630 640 1270
65% Depauw University

デポー大学

630 620 1250
68% San Francisco State University

サンフランシスコ州立大学

520 530 1050
81% University of Hawaii at Manoa

ハワイ大学マノア校

520 630 1050

*Compositeとは総合点という意味です。

申し込み・スコア報告

SAT試験の申し込み・大学への送信

SAT試験の申し込み手順

SATの申し込み手順(Collegeboardウェブサイトの使い方)は以下のリンクより、PDFとしてダウンロード出来ます。

SAT試験のスコアを志望大学に送る手順

SATのスコア送信(Collegeboardウェブサイトの使い方)は以下のリンクより、PDFとしてダウンロード出来ます。

当日の流れ

当日の流れ

必要なもの:

  • 受験票(Admission Ticket)
  • 顔写真付き身分証
  • 筆記用具(HBの鉛筆が望ましい)
  • 認められた計算機

試験当日の流れ:

  1. 試験当日は、まず受付をします。印刷したCollege Boardの受験票と、学生証やパスポートなど顔写真付きの身分証を提示してください。受付後、試験が行われる教室に行きます。
  2. 試験の教室では、携帯などの電子機器を預けなければならないことが多いです。音が鳴るものは全て電源を切らないとなりません。
  3. 試験中に机の上に出せるものは、筆記用具と計算機に限られています。計算機は数学の試験に必要なので、必ず持参してください。こちらのリンクに持ち込みが認められている計算機が記載されていますので確認してください。
  4. 軽食や腕時計などは必要ではありませんが持ち込みが可能ですので、多くの受験者が持参しています。持ち込み可能なものについては、こちらのリンクから詳細を確認してください。
  5. 休憩時間は、試験の合間に10分間と5分間、合計2回あります。休憩時間には、軽食を食べたり、水分補給をすることができます。試験中にお手洗いに行くことは禁じられていますので、行く必要があれば必ず休憩時間に行きましょう。携帯を見たり、試験勉強の教材を学習することも禁止されています。頭と体をリフレッシュする時間として使いましょう。
スケジュール

スケジュール

試験日程

日本でSATが受験できる日程は、3月・5月・10月・12月の第一土曜日に限られています。2018年から2019年の試験日予定は下記の表、またはこちらのリンクから確認してください。

 

試験日 申込締切日 内容変更締切日
2018年10月6日 2018年9月7日 2018年9月26日
2018年12月1日 2018年11月2日 2018年11月20日
2019年3月9日 2019年2月8日 2019年2月27日
2019年5月4日 2019年4月5日 2019年4月24日

 

試験会場

日本国内では、各地方の都市部がSATの試験会場になることがほとんどです。特にインターナショナルスクールなどが試験会場になることが多いです。全国各地に試験会場がありますので、こちらのリンクから最寄りの試験会場を検索してください。

FAQ

FAQ

 

  • SATは必ず受験しなければなりませんか?
  1. 基本的には受験しなけなければなりませんが、大学によっては条件付きで免除される所もあります。大学によって出願要項が大きく違いますので、自分が志望する大学の出願要項を、各大学のホームページで必ず確認しましょう。ただし、ほとんどの難関大学はSATを必須としますので、注意してください。
  • エッセイは任意のようですが、受験しなくてもよいのですか?
  1. エッセイは任意ですが、大学によってはSATのエッセイを必須としている所もあります。志望大学の出願要項を必ず事前に確認してから受験するか判断してください。ただし、ほとんどの難関大学はSATのエッセイを必須としていますので、注意してください。
  • SATの受験料はいくらですか?
  1. エッセイ有りのSATの受験料は、$117.50です。
  2. エッセイ無しのSATの受験料は、$100.50です。
  3. 大学によってはエッセイが必要な所もあるため、SATエッセイ有りを受験することをお勧めします。
  • いつ志望大学にSATのスコアを送ればよいですか?
  1. SATのスコアは、受験後いつでも送ることができます。スコアが発表されるのは受験後の2週間前後です。スコアを確認した後、Score Choiceなどを使用して大学にスコアを送ることができます。また、SATを受験した日から9日以内にScore Reportを送ると、4校まで無料で送ることができます。ただし、このサービスを利用する場合は、自分のスコアを知らずに大学側に提出することになります。もしそれでもこのサービスを利用する場合には、志望大学の中でも難易度の高くない大学向けに利用することをお勧めします。
  • いつまでにSATを受験しなければなりませんか?
  1. 高校2年生の秋までに1回、高校3年生の夏までにSAT受験を全て済ませることをお勧めします。もしくは、ほとんどの米国大学の出願期限日が1月初旬なので、それに間に合わせるために、最後のSAT受験を遅くとも12月までに受験してください。12月以降ですと、3月までSATを受験することができませんので、注意してください。
  2. また、大学によってEarly Decisionの期限日を選択することができますので、その場合は遅くとも10月までにSATを受験してください。
  • いつまでに申し込めばよいですか?
  1. 席数が早く埋まる可能性があるので、3-4ヶ月前には申し込みましょう。
  • 座席が全て埋まってしまった場合、どうすればよいですか?
  1. 近くの試験会場が全て埋まっている場合、空席のある会場を国内から探さなければならない可能性が高いです。試験会場が遠い場合には、受験するために宿泊も必要となります。
  2. くの試験会場でも受験することができない、または全国の試験会場全てが埋まってしまっている場合、Waitlistに申し込むことができます。Waitlistとは、試験当日に希望する試験会場に行き、空席がある場合受験することができるシステムのことをいいます。実際にWaitlistされて受験することができた国内の学生は多いですので、心配せずにWaitlistに申し込むことをお勧めします。ただし、Waitlistに申し込み、受験することができた方は、$51のWaitlist費用を支払うことになりますので、注意してください。支払いは自動的に電子決済されますので、当日現金による支払いはできません。Waitlistに申し込むことができるのは、全国の試験会場全てが満席になった場合、またはその試験日で受験する最終申込日が過ぎてしまった直後のみとなります。
  3. 詳しくは、こちらのリンクから確認してください。
  • SATは何回受験することができますか?
  1. 受験料を支払えば、何回でも受験することが可能です。ただし、出願時に大学側は、何回SATを受験したかを把握しています。基本的には多くて3回受験します。また、SATのスコアは一発勝負ではないところが、日本のセンター試験と異なる特徴ですので、少なくとも2回以上受験すことをお勧めします。
  • 前回受験した時よりスコアが低くなってしまったら、最後に受験したスコアしか大学は見えないのですか?また、Superscoreとは何ですか?
  1. いいえ、多くの大学はScore Choice(得点選択)という、最も良かった回のスコアを選択して、大学に提出することができるシステムを取り入れています。Score Choiceは試験日ごとの選択になります。一方、Superscore(最高得点)は試験日が異なっていても、科目ごとの最高得点だけを大学側が受け入れるというシステムです。そのため、最初のSATが望ましいスコアでなければ、また挑戦することができます。
  2. Score Choiceは、SATのスコアを大学に送る際に自分で選択するものですが、Superscoreは大学側が取り入れているシステムなので、自分で手続きをすることは何もありません。Score ChoiceとSuperscoreをそれぞれ行なっている、またはどちらも行なっていない大学があるので、事前に確認してください。また、全てのスコアを送らなければならない大学もあるので、注意してください。

 

試験日 Math

(800点)

Reading and Writing

(800点)

Composite Score

(1600点)

Essay

(8 / 8 / 8点)

2018年12月1日 650 550 1200 4 / 5 / 4
2019年3月9日 720 580 1280 5 / 5 / 6
2019年5月4日 690 620 1310 4 / 7 / 6
Score Choice
2018年5月4日 690 620 1310 4 / 7 / 6
Superscore
N/A 720 620 1340 5 / 7 / 6

 

 

  • 志望大学の目安スコアに届かなった場合、合格することは不可能になりますか?
  1. 大学のホームページなどに載っている目安スコアは、その年の合格者のSATスコアの中央値等です。決してSATスコアが中央値より低いため合格できないとは限りません。エッセイ・課外活動・成績など、試験以外の要素もSAT同様に審査され、考慮されますので、SATスコアが望むほど高くなくても、諦めずに出願しましょう。
  • 足切りスコアなどはありますか?
  1. 足切りスコアが決まっている大学もありますが、基本的にはSATのスコアだけで合否は決まりません。ほとんどの大学は足切りスコアの設定はありません。

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