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高校生対象 情報科学インターンシップ15選

情報科学の専攻や情報科学に関するキャリアを目指すことを考えていますか?高校卒業前に情報科学に関する知識や能力を身につけておくことは成功への近道であり、実践的な経験を得るための最良の方法の1つがインターンシップです。しかし、高校生対象の情報科学インターンシップや、質の高いサマープログラムを見つけるのは難しいものです。だからこそ、当記事ではそのお手伝いをさせていただきます!ここでは、大学生活をしっかりとした足取りで始められるよう、高校生対象の情報科学インターンシップとコースのベスト15選を一覧にしました

高校生が情報科学のキャリアについて学ぶ方法とは?

情報科学のキャリアに興味がある場合、高校卒業前に情報科学の分野の知識や経験を増やす方法が複数あります。以下に、高校生が経験を積める最善の方法を3つ紹介します。

ジョブシャドウイング

ジョブシャドウイングは、1日または数日間、プロの仕事を観察する体験のことです。ジョブシャドウイングは、様々な職業について学ぶことができ、自分に一番適している仕事を判断するのに役立つため、高校生に人気があります。また、高校生を受け入れているインターンシップ先が見つからない場合の代替手段としても最適です。

一般的に、ジョブシャドウイングは、メンターと呼ばれる従業員の一日の仕事を観察することを意味します。ジョブシャドウイングの主な内容は、話を聞いたり観察したりすることが含まれますが、簡単な仕事をする機会を与えられることもあります。情報科学の仕事のジョブシャドウイングの場合、企業が取り組んでいるプログラムや実際に行われているコーディング、完成したプロジェクトなどを見ることができる可能性もあります。

授業

高校生が情報科学について学ぶ上で、最も簡単な方法は、情報科学に関する授業を受けることです。授業形態は、1日だけの授業から、1学期のコース、本格的なサマーキャンプまで、様々な種類があります選択科目が多い高校に通っている場合、情報科学の授業を受けられる可能性があります。しかし、そうでない場合でも、選択肢はあります。地元のコミュニティカレッジで情報科学のコースが開講されていたり、夏季プログラムを受講したりすることもできます。また、バーチャルおよび直接参加型のプログラムも以下に紹介しています。

インターンシップ

インターンシップは、特定の業界で働くことのイメージをつかむのに最適な方法です。インターンシップは、労働者またはインターンが特定の職業で初歩的な経験を積むことができる短期的な仕事です。情報科学のインターンとして、プログラム開発者などの下で働き、将来の情報科学の仕事に活かせる実践的な経験を積むことができます。

しかし、高校生の場合にはインターンシップに参加するのは難しいかもしれません。そこで、次の章では、高校生対象情報科学のインターンシップの一覧を紹介します。

高校生対象の情報科学を学ぶ15の機会

以下は、高校生対象の情報科学を学ぶの機会の一覧で、インターンシップとコースの2つのカテゴリに分類されています。それぞれのカテゴリにおいて、場所、期間、費用/給与に関する情報と、その経験から期待できること、得られる能力についての概要を紹介しています。



高校生対象 情報科学インターンシップ

以下の高校生対象の情報科学インターンシップは、高校生が情報科学の分野だけでなく、社会人としての世界に足を踏み入れることができる素晴らしい方法です。高校生対象のプログラミングインターンシップは、有給の場合と無給の場合があるので(料金を支払う場合も有り)、インターンシップごとによく確認しましょう。

● バーチャル(2022年)、その後、カリフォルニア、パロ・アルトで対面式になる予定

● 期間: 8週間

● 有給?: 無し

スタンフォード大学は、全米でもトップクラスの情報科学プログラムを開講しており、高校生にとって幸運なことに、現高校3年生と高校4年生を対象に夏のインターンシップが提供されています。競争率は高いですが、受け入れられれば、他のインターン生と同じグループに配置され、「学術的な環境で最先端の研究にいち早く触れる 」ことができます。インターンシップは様々なSTEM分野に焦点を当てていますが、自分の興味に合わせたプロジェクトを選択することも可能です。インターンは全員、スタンフォード圧縮フォーラムの学生、教員、スタッフから指導を受けます。

● ボストン、マサチューセッツ

● 期間: 6週間

● 有給?: 無し/授業料$4900+任意で別途寮費

現高校3年生は、ボストン大学のリサーチ・イン・サイエンス・アンド・エンジニアリング (RISE) インターンシップに応募することができます。インターンシップでは、教員、博士研究員、大学院生のメンターの指導のもと、6週間にわたり大学の研究室での研究を詳しく学ぶことができます。取り組んだ研究プロジェクトは、ポスター・シンポジウムで発表し、全国規模のサイエンス・フェア・コンテストに応募する機会もあります。インターンは多くの実践的な経験を積むことができますが、大きな欠点は無給で$5000近い授業料を支払わなければなりません。

● 複数箇所

● 期間: 通常8週間

● 有給?: 有り

MITRE株式会社は、防衛、サイバーセキュリティ、医療、国土安全保障、司法、交通問題などを中心に、全米にR&D(リサーチ&デザイン)センターを展開する非営利法人企業です。また、高校1年生から高校3年生を対象にインターンシップを受け入れています。インターンシップは、様々な分野、全米の複数の場所で実施されており、自分に最も適したインターンシップに応募することができます。インターンシップはフルタイムで行われ、指導や実践的な業務が含まれます。応募資格は、履歴書の提出とGPA3.0以上が必要となります。

● ニューヨークまたはボストン

● 期間: 4週間

● 有給?: 無し/料金は$1995〜$6495

学生とインターンシップを仲介するために高額な費用を請求する営利目的のプログラムには、いつも注意を払うようにしています。多くの家族にとって、これらのプログラムは非常に高額であり、たとえ余裕があったとしても、お金を払って働かせてもらうことになります。いい仕事に就くためにインターンシップにお金を支払う必要はありませんが、お金に余裕があり興味があるのなら、このインターンシップは経験を積むための良い方法となるかもしれません。アメリカン・カレッジ・アドベンチャーは評判がよく、興味に合わせたインターンシップを紹介してくれます。インターンシップはフルタイムで、期間は4週間となります。また、任意で寮費を支払い賄い付き下宿をすることや、夜のアクティビティや週末の小旅行も用意されています。

● バーチャル

● 期間: 5〜6時間

● 有給?: 無し

フォレッジは他のインターンシップとは少し異なっており、職業体験が数時間のみとなっています。しかし、提供されているプログラムの数は多く、興味があるプログラムに簡単に登録することができます。自分のメールアドレスを入力するだけで、自分のペースでプログラムを進めることができます。プログラムは企業が作成し、参加者は社員が実際に行っている日常的な業務を行うようになっています。現在提供されているテクノロジー系プログラムには、Lyftのバックエンドエンジニアリング体験、Accentureの開発者プログラム、MasterCardのサイバーセキュリティプログラムなどがあります。プログラムを修了すると、求人に応募する際に大きく有利になるとフォレッジは宣伝していますが、これはちょっと大げさかもしれません。しかし、ポートフォリオや履歴書には、特に経験を積み始めたばかりの高校生の場合、大いに役立つはずです。

高校生対象 情報科学の授業

よく構成された授業は、非常に実践的で、インターンシップで学べるような能力を得られることができます。授業終了時には、ポートフォリオや大学への出願書類に記載できるようなプロジェクトが完成している場合もあります。(詳しくは次章を参照)

● ダーラム、ニューハンプシャー

● 期間: 5日間

● 料金: 様々/多くのプログラムは無料

ニューハンプシャー大学では、高校生対象の情報科学に特化したサマーキャンプが2種、テックベンチャーズ(8~10年生対象)とテックリーダーズ(9~12年生対象)、が実施されています。最近のプログラムでは、生体分子構造を理解するための分子可視化ソフトウェアの使用、バイオインフォマティクス、起業家精神とテクノロジーに焦点が当てられています。ほとんどのプログラムのが無料で参加できるのが大きな利点です!ただし、定員はすぐに埋まってしまうので、募集が開始される春先に応募するようにしましょう。

● オースティン、テキサスまたはバーチャル

● 期間: 1〜2週間

● 料金: $799〜$2500

UTオースティンでは、高校生対象の情報科学夏季アカデミーが複数実施されています。Zoomでのバーチャルコースと、UTオースティンのキャンパスで直接受けることができるコースの二通りがあり、大学の教授陣が指導にあたっています。最近のコースでは、ゲーム開発、ロボット工学、iOSアプリ開発などが行われています。情報科学の初心者から上級者まで、あらゆる経験レベルに対応したプログラムが用意されているので、自分の能力レベルに合ったプログラムを選ぶことができます。

● ハイブリッド (一部ケンブリッジ、マサチューセッツ/一部バーチャル)

● 期間: 6ヶ月

● 料金: 無料/賄い付き下宿含む

MITのMOSTECプログラムは、STEM分野で実践的で詳細な指導を受けることができる優れたプログラムです。新高校3年生を対象としており、高校2年生の夏に開始されます。参加者は2つのオンラインコースとプロジェクトを修了し、学部のメンターとペアを組みます。8月上旬には、参加者は5日間の会議のためにMITのキャンパスを訪れ、プロジェクトを発表したり。ワークショップに参加したりします。さらに8月から12月にかけては、ウェビナーや質疑応答セッションを通じてMITの教員や研究者と交流し、オンラインブログを執筆します。コースやプロジェクトは、情報科学を含む、あらゆるSTEM分野に焦点が当てられています。また、参加は無料で、MITまでの往復の交通費のみが自費となります。

● サンタクララ、カリフォルニア

● 期間: 4週間

● 料金: $250

サンタクララ大学は、新高校3年生または高校4年生になった20人の学生にAndroid用のモバイルアプリの作成方法を詳細に指導することを目的とした、人道的コンピューティング夏季研究所(SIHC)プログラムを立ち上げました。最初に3日間の講義を受け、その後、プロジェクトの設計を2日間で完成させ、グループ内で発表することになっています。その後には、メンターのサポートを受けながら、8日間かけてプロジェクトを改良していきます。最後の5日間は、テクニカルライティングの講師と一緒にプロジェクトに関するポスターと会議資料の作成に取り組み、最終的にはグループ内で発表します。

● シカゴ、イリノイ

● 期間: 2週間

● 料金: 一日キャンプ:$1595、宿泊キャンプ:$2395(賄い付き下宿を含む)

イリノイ工科大学の計算科学コースは、新10年生から12年生が対象です。プログラムの説明によると,「学生は、マスマティカなどの実世界のツールを使用し、アイディアや疑問をコンピューターのために定式化する方法を学びます。コースは実践的な活動で構成されており、講義は最小限に抑えられています。」プログラムは、一日キャンプまたはキャンパスでの宿泊プログラムとして受講することができます。プログラムを修了した学生は、2時間分の大学単位を取得することができ、推薦状を書いてもらうこともできます。

● ピッツバーグ、ペンシルベニア

● 期間: 4週間

● 料金: 無料

カーネギーメロン大学は、全米で最も優れた情報科学プログラムを有する大学の一つとしてランク入りしています。情報科学の分野から除外されてきた高校3年生と高校4年生の学生を対象とした、コンピューター・サイエンス・サイエンス・スカラーズ(CSS)プログラムを実施しています。教室での授業、実践的な研究プロジェクト、セミナーを組み合わせたプログラムとなっています。プログラム終了時には、Pythonのプログラミング言語で双方向型アプリケーションをプログラムすることができるようになります。

● バーチャル

● 期間: 4週間

● 料金: 無料、有給

グーグルのCSSIは、テクノロジーへの情熱を持つ新大学1年生を対象としたプログラムです。大学1年目の情報科学コースに備えるためのプロジェクトベースのカリキュラム、発展的なワークショップ、他の参加者やグーグルのエンジニアとバーチャルで交流する機会、グーグルのインターンシップやキャリアに関する情報提供などが含まれています。平日の午前9時から午後1時(現地時間)まで、4週間にわたって実施されます。参加資格は、4年制大学(秋入学)に在籍していることとなっています。

● イーストランシング、ミシガン

● 期間: 1週間

● 料金: $979 (賄い付き下宿含む)

コンピューターソフトウェアの知識を学びながら、寮生活も体験できる短期プログラムを希望する新3年生と新4年生は、ミシガン州立大学のメイキング・ア・ゲーム・オブ・イット・プログラムへの参加がお勧めです。プログラム参加者は、MSUの教授や大学院生の指導のもと、1週間かけてPythonでソフトウェアを開発し、自分自身のビデオゲームを作成します

● バーチャル

● 期間: 2〜6週間

● 料金: 無料

ガールズ・フー・コードの無料夏季コーディング・プログラムには、女子高生やノンバイナリーの高校生が参加できます。バーチャル授業で行われる2週間の集中コースでは、HTML、CSS、JavaScriptを用いたウェブ開発を学ぶことができます。また、6週間の自習コースもあり、自分のペースで学習することができます。自習コースでは、中上級者がPythonやサイバーセキュリティの知識を学ぶなど、様々な能力レベルに合わせたコースが用意されています。

● アトランタ、ジョージア

● 期間: 1〜2週間

● 料金: $450〜$650

高校生は、STEMの名門ジョージア工科大学の夏季プログラムに参加することもできます。初心者向けのコンピュータープログラミングコースや、モバイルアプリやゲームをデザインしたい学生向けのプログラムなど、複数のプログラムが設けられています。一日キャンプのみの実施となっているため、アトランタに住んでいない場合は、滞在先を手配する必要があります。

情報科学インターンシップで大学に好印象を与える方法

情報科学の経験を得た後、どうすれば大学への出願を最大限に有利にすることができるでしょうか?高校生対象の情報科学インターンシップや夏季プログラムは大学に好印象を与えることができる可能性があるので、以下の3つのアドバイスを参考にして、自分の経験を際立たせましょう。

#1: 業績を説明する

当たり前のことのようですが、多くの人は(キャリアを積んだ人であっても)、単に役職名を記載し、そこから自分の職務や業績を理解してもらおうとします。しかし、履歴書を審査する人は心を読めるわけではないので、必ず業績を明記するようにしましょう。大学出願書類の課外活動や職歴を記載する部分には、仕事でどんな作業をしたか、インターンシップで何を成し遂げたか、必ず数行の文章または箇条書きで説明しましょう。情報科学のコースを受講した場合も同様に、コース中に行った作業や完成させた最終プロジェクトを記載しましょう。

#2: ポートフォリオを添付する

情報科学のインターンシップやコースを修了すると、多くの場合、自分自身またはグループの一員として、いくつかのプロジェクトを完成させる場合があります。ウェブサイトを立ち上げ(自分の能力をアピールする良い方法です!)、自分のプロジェクトのリンクや画像、思考プロセスや行った作業の説明を載せましょう。キャリアの早い段階でオンライン・ポートフォリオを作成すれば、大学に応募する時だけでなく、将来、情報科学のインターンシップや仕事に応募する際にも有利になります。ポートフォリオは自分の才能と専門知識の具体例を審査員に示すことができます。

大学の願書には、役に立つと思われる情報を追加で記載できる欄があります。ここにポートフォリオを記載しましょう!また、それが何であるかを説明する1、2文を含めましょう。そうすれば、あなたが願書にどのように仕事内容を組み込むかを考えようとしなくても、大学の審査担当者があなたの情報科学に関する業績をすべて自由に見ることができるようになります。

#3: 推薦状を書いてもらう

インターンシップの任務やコースワークの要件、仕事内容を説明した推薦状をインターンシップの上司やコースの講師に推薦状を書いてもらうことは、学生が実際に何を成し遂げたかを大学が理解するのに最適な方法です。大学によっては、推薦状は高校で直接教わった先生からのものでなければならないというところもありますが、制限がない学校や、高校以外の先生からの推薦状を追加で認めている学校もあります。もし先生や上司が快く応じてくれるのであれば、推薦状を書いてもらうことで、あなたが有意義な経験を得ていて、将来情報科学の分野で働くための準備に真剣に取り組んでいることを大学にアピールすることができます。

概要:高校生対象 情報科学インターンシップ

高校生対象の情報科学コースやインターンシップについて調べたことがある方は、情報科学の能力を身につけるための強力な基礎となる有意義な経験を得ることが難しいことをご存じかと思います。しかし、高校生対象の情報科学インターンシップは、実社会の能力や知識を得るための素晴らしい方法であると同時に、大学への出願を有利にするものでもあります。大学の出願書類に高校生対象の情報科学インターンシップやコースについて記載する場合は、以下の点に注意してください。

● 自分の業績を明確に説明する。

● 自分のポートフォリオを添付する。

● 講師/上司から推薦状を書いてもらう。


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