12月実施のSATはいつなのか?受験したほうが良いのか?
- Staff Writer
- Feb 2, 2022
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12月に実施されるSATは、SATを受験する今年最後のチャンスで、多くの大学にとって、出願締切前の最後のSATとなります。しかし、12月にSATを受験することはあなたにとって最善の日程でしょうか?
12月に実施されるSATには重要な利点と欠点があり、本ガイドでそれぞれ説明していきます。また、試験日、申込締切日、点数の受取日(志望校を含め)など、12月実施のSATの主な日程についても説明します。
12月実施のSATの日程は?
以下は、2022年12月実施のSATの試験予定日と、その他の受験申し込みに関する重要な日程です。
試験日 | 申込締切日 | 遅延申込締切日 | 補欠名簿登録締切日 | 変更手続き締切日 |
2022年12月3日 | 2022年11月4日 | 2022年11月15日 | 2022年11月28日 | 2022年11月28日 |
情報源: カレッジボード
12月実施のSATの日程は、2022年12月3日となっています。通常のSATと同様、午前中に実施されます。
11月4日の締め切りまでに受験申し込みをすることを目標にしましょう。SATの受験料は55ドルです。締め切りを過ぎてしまった場合でも、11月16日までに申し込むことは可能ですが、遅延申込料30ドルを追加で支払うことになります。
もし、両方の締切日を過ぎてしまっても、SATの補欠名簿に登録すれば12月実施のSATを受験できる可能性は残されています。ただし、補欠名簿に登録したからといって、試験当日に受験出来ることが保証されるわけではありませんので、ご注意ください。補欠名簿登録の締め切りは、試験日の5日前の11月28日月曜日です。補欠名簿に登録して空きが出た場合には、通常の受験料に加え、補欠名簿登録料として53ドルを支払う必要があります。補欠名簿登録の締切日が過ぎると、12月実施のSATの申込みや補欠名簿への登録はできなくなります。
また、11月28日は、試験会場の変更、入場券の名前の修正など、SATの変更手続き締切日でもあります。変更手続きには、変更手数料25ドルが発生するものもあります。
12月実施のSATの点数はいつ受け取れるのか?
SATの受験後、すぐには点数を受け取れません。以下は、12月実施のSATの各パートの点数を受け取ることができる予定日です。
試験日 | 点数の公開 | 各大学への点数の転送 |
2022年12月3日 | 2022年12月17日 | 2022年12月27日(最遅) |
情報源: カレッジボード
12月実施のSATの点数は、12月17日よりオンラインで確認できます。この期間には電話でも点数を確認できますが、1回の電話につき通話料が15ドルかかります。
この期間までに点数を受け取れていなくても、心配しなくて大丈夫です。ホリデー期間でもあるため、カレッジボードのSATの採点と点数の送付が若干遅れている可能性があります。点数の受け取りが遅れている場合、点数の遅延に関する最新情報の問い合わせをカレッジボード、1 (866) 756-7346までご連絡下さい。
無料成績表4枚を送付する為に選択した大学は、通常、受験者が点数を受け取ってから10日以内にSATの点数を受け取るようになっています。12月実施のSATに関しては、12月27日となります。
SATの結果がいつ出るかを知るため以外にも、これらの日程はどうして重要なのでしょうか?それは、大学の出願締切に関係しているからです。一般受験に出願する学生の最も一般的な大学出願締切は1月1日ですが、12月実施のSAT試験日は、その締切にかなり近くなっています。この関係性については、次のセクションで説明します。
12月実施のSATは受験すべきか?利点と欠点
12月実施のSATを受験することは、最善の試験日でしょうか?このセクションでは、SATの試験日に関する重要な利点と欠点を分析していきます。
SAT12月実施のSATを受験する利点
4年生であれば、SATを受験する最後のチャンスかもしれません。今年大学に出願し、SATを受験(または再受験)する必要がある場合、12月実施のSATは最後のチャンスとなるでしょう。12月実施のSATは、一般受験を受ける4年生にとって大学側が点数を受け付ける最後のSAT試験日となるため、最後のSAT試験日に受験する必要がある場合は、この機会を利用しましょう。しかし、大学によっては12月実施のSATは結果が公開されるのが遅すぎるため受け付けていないところもありますので、注意してください。 SATに申し込む前に、志望校のSAT試験結果受け取りの締め切り日を必ず確認し、不明な点があれば入学事務局に問い合わせましょう。多くの学校は、12月の試験結果、またはそれ以前の結果を受け入れると述べているため、12月実施のSATを受験した場合、結果の公開が1月まで遅れたとしても、その点数は出願時に使用できます。
3年生なら、何回もSATの再受験をする時間があるでしょう。高校3年生であるなら、今年は大学の締め切り日を心配する必要はありませんが、それでもSATをいつ受験するかについて戦略的に考えておくべきです。自分の最高得点を得るために、多くの人はSATを2〜3回受験する傾向にあります。 再受験のための時間を確保するために、1回目のSATは3年生の間に受験すべきで、12月実施のSATは1回目の試験日として最適です。なぜなら、3年生の春、4年生の夏、4年生の秋など、再受験の機会がたくさん確保できるからです。
SAT12月実施のSATを受験する欠点
アーリーアクション/アーリーディシジョン(早期出願)の締切に間に合いません。12月実施のSATは、通常11月1日または15日締切のアーリーアクションやアーリーディシジョン(早期出願)には遅すぎるのです。アーリーアクションやアーリーディシジョン(早期出願)に出願する学生の11月実施のSATの点数を受け入れている大学もありますが、12月実施のSATの点数を受け入れている学校はほぼ皆無です。従って、アーリーアクション/アーリーディシジョン(早期出願)に出願したい場合には、12月実施のSAT受験は意味がありません。
4年生なら、再受験の機会が確保できません。SATの目標点数への再挑戦を目指す4年生にとっては、12月実施のSATが最後のチャンスとなります。多くの学校は、12月以降のSATの点数を受け付けていません。つまり、12月に目標点数に到達できなかった場合、SATを再受験するチャンスはもうないということです。 まだSATを受験していない又はどうしても達成したい目標点数があるのなら、12月の試験に加えて、11月または10月初旬の試験に申し込むことを強くお勧めします。そうすることで、必要に応じて再受験の機会を少なくとも1回分は確保できます。
期末試験の勉強と重なる可能性があります。春のAP試験と12月実施のSATが重なる心配はありませんが、高校の学事日程によっては、SATの前後で期末試験がある場合もあります。SATと期末試験をどれだけ勉強するかによって予定が重なってしまい、SATの準備を思うようにできなくなる可能性も出てくるので、その点も考慮するようにしてください。
要点:12月実施のSAT
今年の12月実施のSATは、2022年12月3日土曜日に実施される予定です。申込締切日は11月4日、遅延申込締切日は11月15日となっています。
試験結果は12月17日から公開され始め、大学には12月27日までに届きます。今年、アーリーアクションやアーリーディシジョン(早期出願)に出願する場合には、12月実施のSATを受験するのは遅すぎますが、一般受験に出願する4年生であるなら、最後のSATとして良い日程でしょう。
12月実施のSATを受験することが最善な試験日であるかどうかを判断するには、出願締切日、SATを何回受験する予定か、SATを受験する前にどれくらい勉強したいかなどの重要な要素を必ず検討するようにしましょう。
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